鈴木君と橋本君が公園のベンチにすわり、ハトにエサをあげながら、
昔していた野球の話をしています。
鈴木君が言いました。天国には、野球があるのかな?
「分からないな、じゃあ約束しないか?」と橋本君が言いました。
もし、どちらかが先に死ねば、
天国に野球があるかないかを知らせに帰ってくるってさ。
二人は、約束をしました。それから、3年後に鈴木君が
死にました。公園で、彼が死んだことを悲しんでいますと、
突然、目の前にいるハトが、橋本君、橋本君と話しかけてきました。
橋本;もしかして、鈴木君?
鈴木:そうだよ、約束を守るために天国から来たんだ。
橋本:それで、天国に野球はあったの?
鈴木:実はそのことで良いニュースと悪いニュースがあるんだ。
橋本:良い知らせから先に教えて。
鈴木:実は、天国に野球はあったよ。最近、レギュラーにもなれたんだ。
橋本:それはスゴイ。どんな、悪い知らせも良い知らせに打ち消されそうだな。
良いよ。悪い知らせを教えて。
鈴木:金曜日のスターティングメンバーをみたら、
橋本君の名前があったんだ。